リトミックを学ぶ

最近、「リトミック」の本格的な勉強を始めました。

 

学生時代に、障害のあるお子さんや大人の方・ご高齢者への「音楽療法」という分野で他の音楽大学へ通って学んでいたこともあり、実習もありましたが、純粋に幼児向けリトミックとして学ぶのは初めてです。

 

「リトミック」は、まだピアノを始められないごく小さなお子様への音楽的アプローチとしてとても有効で、先日受けた講座も、本当に勉強になることばかりでした。

 

「赤ちゃんはみんな、お母さんの声を聴き分けるために生まれた時から絶対音感を持っている」

「でも、だんだん視覚やその他の感覚が発達してくると、薄れてきてしまう」。

そういった脳科学者の方の実験データもあるそうです。

 

リトミック以前に、赤ちゃんの時から素敵な音楽のある家で育ち、お母さんの子守り歌がいつもそばにあり、親子の触れ合い(自然なものの他に、ベビーマッサージなども)が音楽的刺激と結びついていると、絶対音感も音楽的感覚も非常に研ぎ澄まされていく、そうおっしゃる方もいらして、驚いたと共に、とても納得しました。

 

「リトミック」の学びを深めることで、よりピアノレッスンが充実したものになるよう、また、より低年齢のお子様にも対応できるように、精進していきたいと思います。